トンローに和食とフレンチを融合した創作料理店「KAGUYA Japanese Gastro Bar」(The Third Place, Thonglor Soi 10、TEL 02-714-9974)がオープンして約2カ月がたった。
「店名は竹取物語のかぐや姫からインスピレーションを得た」という同店の経営者はタイ人。「竹と自然がテーマ」という店内にはバーカウンターとテーブル席合わせて80席を確保。屋外のテラス席は人気で、深夜までタイの若者らでにぎわいを見せる。
厨房には立つ和食の職人とフランス料理のシェフが互いに腕を振るい、エキゾチックな料理に仕上げるのが同店の特徴。
主なメニューはワカメ、みそ、豆腐など和食の材料を使いながら、フレンチのクリームスープで仕上げた「ワカメスープ」(180バーツ)、エビにマッシュルームを詰めた「天ぷらシュリンプ&マッシュルーム」(540バーツ)、濃厚なスープ「ビスク」にくぐらせて食べる「シーフードしゃぶしゃぶ」(900バーツ)、ユズやラズベリーのソースで食べるサラダ「スモークダックブレストサラダ」(350バーツ)など。日本酒や焼酎、カクテルなど食事に合うアルコール類も多数そろえる。
オーナーシェフのコンウットさんは「日本スタイルのガストロバーをイメージして店づくりを行った。伝統的な日本料理からヨーロピアンスタイルのジャパニーズフュージョンまで幅広く提供する。全て私が考案したレシピ」と自信を見せる。
営業時間は17時~翌1時。