タイ政府観光庁は2月18日、現在展開中の海外からの観光客誘致キャンペーン「セブン・ワンダー・オブ・アメージング・タイランド」の観光親善大使としてミスタイランド2008ら5人の起用を発表し、同庁舎（Pechaburi Road）で就任式を行った。

　親善大使の主な活動は、海外で行われる観光誘致イベントにタイの政府高官や有名人に同行し、独自の文化や寺や遺跡などタイの魅力をPRするほか、明るいイメージ作りを通じてタイへの感心を高めるのが狙い。

　式典では、タイ観光スポーツ省のチュンポン・シンラパアチャ大臣からミスタイランド2008のパンパパー・ヨンタクンさん、準ミスのチャロントン・チャイチョンプーさんとワンワコーン・コンマウンさん、ミスピープルのピッチャヤー・ポンチップさん、ミスシンクポジティブのサワラック・プロムソンさんの5人に花束が贈呈され記念撮影。華やかなイベントになった。

　パンパパーさんは「観光親善大使の活動を通じてタイの魅力を伝えたい。5人で協力して海外からの観光客誘致に努めたい」と話す。「重要な役目を任されてとても光栄。タイに貢献できればうれしい」とも。

　同式典では、さっぽろ雪まつりの「第36回国際雪像コンクール」で、「ガルーダとナーガ（タイに伝わる半人半鳥の生き物と美しく高貴な蛇の王）」の作品で優勝したタイ芸術家チーム3人をたたえる祝賀セレモニーも行われた。

　キャンペーンは今年末まで。