セントラルプラザ・ラップラオ5階のバンコク・コンベンションセンターで10月2日、国際アマチュアムエタイ連盟（IFMA）認定の世界女子ムエタイ選手権トーナメント「World Muaythai Angels 2013（WMA＝ワールド・ムエタイ・エンジェル）」の開幕戦が開催される。タイ国スポーツ局と映像制作会社「ギャラクシー・ワークス・グループ」の共催。

　初開催となる今回は、世界124カ国からニュージーランド、モロッコ、ルーマニア、スペイン、スウェーデン、韓国、アイルランド、フランス、ベラルーシ、中国、イギリス、ポーランド、ロシア、ルクセンブルク、そしてタイ（2人）の15カ国16選手が出場。

　選抜されたのは美しさと強さを兼ね備えた美少女ムエタイ戦士らで、今大会は特に女子ムエタイを世界的な人気競技へと押し上げるのが狙い。2年目となる次期大会からはトーナメントをアジア全域に広げたいとしている。

　ルールは55～57キロ（122～126ポンド）、2分3ラウンド、インターバル2分のムエタイルール。勝者は11月7日にセントラル・プラザ・チェーンワタナで開催される2回戦に進出し、12月25日にセントラルワールドプラザで開催されるファイナルラウンド、準決勝・決勝大会出場を懸けて熱戦を繰り広げる。

　優勝者にはチャンピオンベルトと賞金100万バーツ、トヨタヴィオス1台を贈るほか、準優勝者には50万バーツ、3位に30万バーツ、4位に20万バーツの賞金を用意する。

　トーナメント・ダイレクターのチャイヤーさんは「この大会は格闘技界の改革のための新たな取り組みの一つ。タイの国技をより多くの外国の方に知ってほしいと願っており、トーナメントを通じてタイ式ボクシングの偉大さを確かなものにできると信じている」と話す。

　開催時間は18時5分～18時（全3大会共通）。試合はModern Nine TVで全国中継されるほか、海外への中継も予定。