スワンナプーム国際空港のイメージアップのために「7 Wonders of Thailand(タイの七不思議)」のコンセプトの下で進められていたトイレ7カ所の改修工事が10月初旬に完成し、供用が始まった。
同事業は、空港と、「TOTO」の合弁会社でタイで「COTTO」ブランドの衛生陶器を製造する「SGSビルディング・メンテナンス」とのコラボレーションによるもの。「River of Life」「Festival」「Move Around」「Happy Moment」「Street Life」「Flower Market」「Sea Sight」という7つのテーマでトイレをリノベーション。今年3月、先行して完成していたトイレから供用を始めていた。
デザインの美しさや見た目のユニークさだけでなく、省エネの照明や節水型トイレ・洗面台など先進の設備を採用しており、高い機能性もアピールしている。
COTTOのタナサック社長は「素晴らしいトイレを備えたことで、空港のイメージやサービスを向上に役立てると確信している。5つ星の国際空港と評価されることを期待している」と自信を見せる。