タイ財務省財務局は12月20日から毎週末、プラアティット通りからピンクラオ橋にかけてのバンコク旧市街地(コ・ラタナコーシン)周辺でラタナコーシン王朝の繁栄をテーマにした文化イベント「Rattanakosin Festival(ラタナコーシン・フェスティバル)」を4週間にわたって開催している。
ラマ9世まで9代続く現王朝の文化の保存・継承を目的に企画された同イベント。伝統舞踊や歌、伝統工芸、料理のショー、人々の生活様式、歴代国王についての展示などで来場者を楽しませるほか、沿道には民芸品やタイ料理・菓子、土産物などを販売する屋台が多数出店。有名人から提供された商品のフリーマーケットも開く。
このほか、ムエタイショー(12月28日・29日)、レトロ写真展・タイ古典人形劇(1月4日・5日)、1月11日と子どもの日にあたる12日は昔から伝わる子どもの遊び大会など週替わりのイベントも行う。
同省のナリス財務政策局長は「昨年初めてこのイベントを開催し、タイ国民からだけでなく外国から訪問された方々からも好評だったため、引き続き今年も開催することにした。財務省ではラタナコーシンの遺産や文化の重要性を認識しており、今後も保全や継承に努めたい」と話す。
開催時間は16時~23時。1月12日まで。