バンコクの高架鉄道「BTSスカイトレイン」は3月1日から、始発列車の時刻を従来の6時から、スクムビット線はモーチット駅発5時15分に、シーロム線はナショナルスタジアム駅発5時30分に、それぞれ繰り上げて運行を開始した。
新ダイヤでの運行は8月末までの6カ月間、試験的に実施するもの。ただしプリペイドチケットへの料金追加やコインの両替など駅窓口のサービスは6時前、11時45分以降は行わないとしており、「スカイスマートパス」や「ラビットカード」の利用を呼び掛けている。
バンコク大量輸送システムCOOのスラポンさんは「利用者からの要望に応え、利便性向上のために試験的に繰り上げ運行を決めた。6カ月間の評価を見ながら、継続すべきかどうかを検討したい」と話す。
各駅の始発と最終列車の時刻は各駅またはサイトで確認できる。