タイのドンムアン空港は3月8日、開港から100周年を迎え、記念セレモニーを開催する。

　運営するタイ空港会社（AOT）の発表によると、100周年を機に第2ターミナルなどの改装工事に着工し、年内に新ターミナルを完成させる。収容者数を現在の1850万人から年間最大3000万人に拡大し、スワンナプーム国際空港と合わせて年間9000万人の利用者に対応できる体制を構築するとしている。また、年内は空港内で、空港や就航中の航空会社共同でさまざまな記念イベントも実施する予定。

　現在、同空港には「タイ・エアアジア」「インドネシア・エアアジア」「エアアジア」「オリエントタイ」「ノックエアー」「タイ・ライオンエアー」「サイアムGA」のLCC（格安航空会社）7社が乗り入れており、国際線・国内線合わせて定期便48路線を運航。中国、日本、韓国などの主要都市を結ぶ路線も増加している。