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バンコクにタイで最もぜいたくな映画館-上映中のドリンクオーダーも

Embassy Diplomat Screens

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 バンコクに誕生したばかりの複合商業施設「セントラル・エンバシー」(Ploenchit Road)6階に6月7日、「タイで最もぜいたくな映画館」とうたう「Embassy Diplomat Screens(エンバシー・ディプロマット・スクリーン)」がオープンした。

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 カナダ系のエクゼクティブ・シネマ・コーポレーションが運営する同施設。5つのホールを持つシネプレックスで、タイで初めて最新のデジタル3D映像システム「RealD XL」と最新のサラウンドシステムを導入し、ハリウッドの有名作品や世界的な映画祭の受賞作品を中心に上映する。総工費は1億2,000万バーツで、デザインは世界的に有名な建築設計事務所「ロックウェルグループ・ヨーロッパ」が担当した。

 第1ホールには、枕やブランケット付きの「シングルソファ」(1,500バーツ)、「ダブルソファ」(2,000バーツ)、ファミリー向けの「ラージソファ(3人掛け)」(3,000バーツ)、「ダブルベッド(レギュラーサイズ)」(2,000バーツ)、「同(ラージサイズ)」(2,600バーツ)を用意する。定員は33人。最後列の後ろには防音ガラスを採用した社交のためのプライベートバーを設け、会話をしながらスクリーンを見ることも可能。

 第2~5ホール(合計203席)は、フラットな状態までリクライニングできるシートを採用し、スナックやドリンクを置くテーブル付き。スマートフォンの充電用USBケーブルや、コンシェルジュを呼ぶボタンを備えており、上映中でもドリンクや豊富なアルコール類のメニューをオーダーできる。

 エクゼクティブ・シネマのブライアン・ホールCEOは「当初900~1,000バーツの料金は高すぎるのではと考えたが、一般的な映画館の建築費の12倍のコストに対し、映画鑑賞料は5倍程度なので、快適さやぜいたくを求める方にとっては価値があると思う。初年度に13万人の利用を見込んでおり、その後、年10%ずつの動員数を成長させ5~6年で投資額を回収する。予測売り上げは1億4,000万バーツ」と話す。

 営業時間は10時~22時。第2~5ホールのチケットは900バーツ(木曜~日曜は1,000バーツ)。席の予約はサイトで受け付ける。

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