スクムビットの老舗タイ料理店がリニューアル-ベーカリーも新設

洒落たカフェスタイルのエントランス。

洒落たカフェスタイルのエントランス。

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 ソイサワディーにあるタイ料理レストラン「シーロムビレッジ(Silom Village)」(Sukhumvit 31 Road、TEL 02-662-0081)は2月、食事を楽しみながらガーデンでタイ古典舞踊を鑑賞できる従来のスタイルから、ベーカリー併設のコンテンポラリーなデザインのレストランにリニューアルオープンした。

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 同店の運営は、ラマ5世の時代から続く旧家屋を改修し、約60店の土産物店やレストラン、シアターなど「昔のバンコク村」をコンセプトに複合レストラン「シーロムビレッジ」を展開するシーロムビレッジトレードセンター(Silom Road)。スクムビット31では場所柄、観光客よりも日本人駐在員など外国人の利用が多いため、本店とは客層や需要が異なっていた。

 リニューアルでは、これまでの駐車場に建物を新築。1階にベーカリーを設け、オープンエアのリゾート風テラスでくつろげる空間を確保した。レストラン部門が開店する11時には、氷の詰まったショーケースに、魚やエビ、カニ、オイスターなどの魚介類を並べる。好きな材料を選び、調理法をオーダーした後、スタッフが2階テーブル席(36席)へと案内する。3階は最大30人収容可能な個室2部屋を設けた。間仕切りを外すことでパーティーでの利用にも対応する。

 日本人に人気のメニューは、「トムヤムクン」(160バーツ~)、「エビの炭火焼」(180バーツ)、「パックブン・ファイデーン(空芯菜炒め)」(90バーツ)、「ガイホーバイトゥーイ(鶏の葉包み揚げ)」(150バーツ)、「生ガキ」(4個200バーツ)など、定番のタイ料理から海鮮料理まで幅広くそろえた。

 同店長のウィさんは「ベーカリーはオープンカフェスタイル。日中でも気軽に利用しやすいはず。駐在員の奥様方にはお子さま連れで利用してほしい」と話す。

 営業時間は、ベーカリー=7時~22時、レストラン=11時~23時。レストランでは5月末まで、「プーパッポンカリー(カニと玉子のカレー炒め)」(700バーツ)などスペシャルメニュー4点を30%引きにするリニューアル記念キャンペーンを行っている。

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