ラマ4世通りにあるタイ赤十字社で3月29日、「タイ南部洪水被害支援金」の贈呈式が行われ、タイ国日本人会から被災地に復興支援金25万バーツが贈られた。
今年1月にタイ南部を中心に「過去30年に1度の豪雨」によって広がった大規模な洪水。タイ内務省によると、この洪水による死者は1月1日~28日の間で91人、行方不明4人。市街地の浸水、道路や線路が冠水による通行止め、橋が流されるなど交通機関や観光にも影響が出ており、被災者数は59万世帯180万人に上る。
日本人会チャリティー基金運営委員長鱸理事は「今回の災害で亡くられた方々へ心よりご冥福をお祈りするとともに、被災者の安全と被災地の一日も早い復興を祈る」と話す。