南タイ出身の2代目若社長、タイ菓子味の「バンコク・アイス」発表

新ブランドのバナーの前に立つ社長。

新ブランドのバナーの前に立つ社長。

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 フリーズランド・プロダクト(本社=Surat-Thani)は2月中旬、タイ特産のフルーツや伝統菓子を材料にした棒アイスの新ブランド「バンコク・アイス」を発表した。

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 新商品は、同社創始者の息子で2代目社長のピーラサックさんが進めるプロジェクト。旧社名アイスクリーム・ベター時代は、「Beta」「Holly」「March」などさまざまなブランド名でアイスキャンデーの製造販売を行ってきたが、新ブランドで心機一転、タイのアイスクリーム市場を席巻する欧米ブランドに対抗していく。

 特徴は、タイの郷土色を打ち出せる材料を使用した点。卵黄を煮立たせたシロップに流し、糸状にした「フォイトーン」、三色の寒天麺にシロップを注いだ「サリム」など、タイでポピュラーなスイーツとトロピカルフルーツを採用した。100%自然の素材を使うことにもこだわりをみせる。

 マイナス18度で保存できる専用冷凍ケースは5,000台を用意。地元南部から販売を始め、当初3カ月でバンコクのコンビニなどに200カ所、その後各都市で展開していく計画。

 ピーラサック社長は「現在、バンコクでのディストリビューターと商談中。販売はまだ開始できていないが、随時設置を予定している。健康志向の方にもおすすめいしたい」と話す。

 味は「フォイトーン」「サリム」「モーゲン」「ファラン・チェー・ブアイ」の4種類で各10バーツ。

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