M TheatreのBlueBox Studio(New Petchaburi Road)で8月27日~29日、タイを拠点に活動中の日本人脚本・演出家、俳優らによる演劇作品「夢のまた夢-愛を失くした日-」が上演される。
出演はタイ在住25年の劇作家でパントマイミストでもある俳優のヤノカズキさんと、タイ在住8年で日本、アメリカ、イギリスで演劇を学んできたハシモトフトシさん。ヤノさんは近年多くのタイ映画に出演し、タイ映画のプラサワディ賞優秀助演男優賞にもノミネートされており、ハシモトさんも墨田区演劇新人男優賞受賞などの実績を持つ。
脚本・演出は、タイ生まれで、タイ人らと結成した劇団「LiFEシアター」のメンバーでもある谷川祥吾さん。2006年からタイで本格的に活動を始め、すでに「水の時間」「四人姉妹」など8作品の舞台を発表している。3人とも、タイ在住の日本人役者らで作った創作集団「Kabuki-La」のメンバーとしても活動している。
「60分の人間ドラマであり、日本人からタイ人に送る夢物語」(Kabuki-La)という同作品の舞台設定はバンコクの外れの公園。火葬場から上がる煙を見ている日本人の男が1人座っていると、そこにもう1人の日本人の男が歩いてくる。顔見知りでもない中年2人が会話を展開。タイ語、日本語字幕付きで上演するため両国の人に楽しめる作品になっている。
開演は、27日=19時30分、28日・29日=14時・19時30分の2公演。入場料は300バーツ(学生200バーツ)。チケットはバナナブッキングで予約販売しいている。