タイ・ジャパニーズ・シェフ・ケータリングが運営するオートバイを改造した屋台のすし店「Dr. Sushi(ドクターすし)」がタイ人の間で話題を集めている。
タイ全国に展開する日本料理チェーン「富士レストラン」元シェフのカセームサック・ポムスワンさんが社長を務める同社。車両に採用しているタイ製オートバイ「SUMOTA」を生産するクサマイ・モーターの出資を受け、フランチャイズ展開を本格化している。
現在バンボン地区とバンクンティエン通りで、冷蔵ショーケース付きの2台が営業を行っているが、来月1日には新店舗をバンコク市内でオープンを予定する。
同店では「カリフォルニア巻き」「カリフォルニア手巻き」「マグロにぎり」「サーモンにぎり」など10~20種類を用意。ネタにより5個、8個、10個のセットを60バーツで販売する。
フランチャイズの加盟金は、機材一式19万バーツと3日間の研修代1万バーツを合わせて20万バーツ。営業を開始のための許可証の取得や営業エリア、マーケティングなどの支援活動も行う。
同社では、年内には同様のスタイルで焼き肉屋台「秋」ブランドも新設。開業時期は未定だが、チャーハンやラーメンの屋台やかき氷屋台「雪」の出店も計画。4ブランドの三輪日本食屋台でFC展開を目指すとしている。
カセームサック社長は「脱サラを考えている方には、ユニークで楽しく新しい我々のビジネスを勧めたい」と話す。