トンローのプリディパノムヨン劇場(Sukhumvit 55 Road)で7月31日、タイ国日本人会青少年部ブラスバンドによる定期演奏会「サマーコンサート2011」が開催された。
昨夏は大幅な部員減に悩まされながらも今年4月には12人の新入部員を迎えた同サークル。日本人学校の教諭や同サークルの指導者、バンコク交響楽団からのサポートを含む約40人のビッグバンドを編成して、この日の本番に臨んだ。
立ち見客を含む300人近い保護者らが見守る中、「ルパン3世のテーマ」「宇宙戦艦ヤマト」、ハウルの動く城より「メリーゴーラウンド」「ハンガリー舞曲第5番」「イン・ザ・ムード」、アルフレッド・リーの「小組曲」を演奏。日頃の練習の成果を披露した。
約40分が過ぎたころ、バンコク交響楽団のメンバーで同サークルを指導、この日指揮を担当した岩渕大輔さんがあいさつ。「2時間半の長い時間、聴いていただきありがとう」とユーモアたっぷり。「皆タイでの良い思い出になったと思う」と話すと、会場は温かい拍手に包まれた。
その後アンコール曲として「ラデツキー行進曲」も披露。観衆からは手拍子がわき起こり、会場が一体となった。