汚水浄化対策のEM団子、洪水のタイで活躍-各地で無料配布

アマリンプラザでEM団子作りに励むボランティアの若者ら

アマリンプラザでEM団子作りに励むボランティアの若者ら

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 記録的な大洪水が襲ったタイで現在、日本の研究機関が作った微生物の作用で汚水などを浄化する「EM団子」が各地で無料配布されているほか、地元メディアでも取り上げられるなどで話題を集めている。

 EMの名前は「Effective Microorganisms(有用微生物群)」の頭文字が由来で、乳酸菌・酵母・光合成細菌など食用にも使われる安全な菌が主成分。EM液、米ぬか、もみ殻、土をテニスボール大の団子状に固め表面に菌が広がるまで日陰で乾燥させる。こうして作った団子を汚水に投入することで公衆衛生を改善させる。

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 タイではこれまでにもEMを活用した持続的な環境保全型農業プロジェクトや、2004年12月のスマトラ沖地震による津波被災地で、環境改善にEMが使われ効果に高い評価を得ていた。

 今月3日~5日にはチットロム駅前のアマリンプラザ・ショッピングセンターでボランティア延べ1万人以上がEM団子作りに参加。3日間で作られた26万5590個のEM団子はその後、被災地に救援物資と共に配布されたという。

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