バンコク-アユタヤ間に蒸気機関車-鉄道生誕108周年祝い1日限定復活

運行する日本車両製の蒸気機関車「Pasific R.S.R 824」

運行する日本車両製の蒸気機関車「Pasific R.S.R 824」

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 タイ国有鉄道(SRT=State Railway of Thailand)は、3月26日に迎える国内の鉄道生誕108周年を祝い、1日限定で蒸気機関車を復活させ、バンコク-アユタヤ間の特別記念列車を運行する。

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 特別列車(下り901号・上り902号、往復の乗車賃は1人120バーツ)に使う車両は、毎年この運行のためにメンテナンスを続けてきた日本車両製「Pasific R.S.R 824」。

 蒸気機関車はホアランポーン(バンコク中央)駅を8時に出発し、76席の客車8両(予定)をけん引しながらバンコクの北約60キロメートルの終点駅アユタヤを目指す。途中、6つの各駅に2分間ずつ停車し、アユタヤ駅には10時10分に到着予定。通常、急行列車で1時間20分かかるところを2時間10分をかけてゆったり運行する。

 到着後に、上り(復路)902号の出発時間(17時25分)まで自由時間に。同車両の撮影やアユタヤ観光を行える。同ツアーの参加者で、希望者は寺院や遺跡5カ所を巡る観光バス(乗車賃は、エアコン無し=180バーツ、エアコン付き=300バーツ)を利用できる。

 アユタヤ駅を出発した列車は復路も途中各駅に停車し、ホアランポーン駅には19時20分に到着する。

 タイ国鉄コールセンターによると「すでにたくさんの予約を受け付けている。外国人の予約も目立っている」と話す。「アユタヤ観光には日傘やサングラス、水分補給の飲み物を持参することを勧める」とも。

 問い合わせはタイ国鉄コールセンター(TEL 1690)まで

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