モス・フード(タイランド)(本社=Silom Road、TEL 02-632-7570)は10月1日、日本で人気だった九州地方のご当地メニュー「チキン南蛮バーガー」をタイ国内全店で期間限定販売を始めた。
九州の郷土料理「チキン南蛮」をモチーフに、モスバーガー流にアレンジした同メニュー。日本各地で販売したご当地メニューの中でもトップ3にランクされるほどの人気商品で、「タイの消費者にも味わってもらおう」と今回の販売を決めた。
特徴は柔らかな鶏を使用し、ふっくらとした衣を付けてサックリと揚げたチキンを、程よい酸味の甘酢ソースに絡める。和風だしを利かせた甘酢ソースは、魚醤を加えてコクを出し、後味がすっきりするよう一味唐辛子をアクセントで加える。
揚げたてチキンの上には玉ネギのみじん切りとマヨネーズをたっぷりとのせ、しゃきしゃきの千切りキャベツを合わせる。「ジューシーなチキンのうま味、甘酢ソースの酸味、マヨネーズのまろやかさ、キャベツの歯応え」などが特徴だという。
同社の浅井靖綏会長は「タイの方にも日本の傑作を味わっていただこうと企画。日本で人気だった商品をそのまま再現した。初日は来店客の約30%に上る多くのお客さまからオーダーがあり、好評もいただいた」と話す。
価格は、単品=79バーツ、フレンチフライ(S)と炭酸飲料をセットにした「チキン南蛮バーガーセット」=129バーツ。11月30日まで。