タイ系食品会社がおにぎり型スナック-発売4カ月で売り上げ好調

三角形のパッケージのおにぎり型フライライススナック「HAJIMA MAKI」

三角形のパッケージのおにぎり型フライライススナック「HAJIMA MAKI」

  • 0

  •  

 タイ資本の食品会社「タイ・ハジマ・トレーディング」(本社=259/200 Soi Pridipanomyong 13, Shukhumvit Road)が7月中旬に投入した新商品、おにぎり型のライスクラッカー「ハジマ・マキ(HAJIMA MAKI)」の売り上げが好調だという。

[広告]

 「ハジマ」は日本びいきの同社クリサナー社長が考案した「日本語のような響き」のブランド名。名前には特に意味はないが、「美しく高品質という日本製品のイメージを当社商品に持ち込みたかった」という。

 おにぎりのような三角形のパッケージが印象的な同商品。タイ産のジャスミンライスを原料としたライスクラッカーに各種スパイスで味を付ける。現在「スモークサーモン風味」「ガーリックバター」「チョコバナナ」「ワサビ風味」「スイート・チリ」 「グリーンカレー」の6種類を国内の大手スーパーなどで販売。

 海外ではオーストラリア、アメリカ、香港、カンボジア、インドネシア、フィリピン、ミャンマー、広州、シンガポール、マレーシア、台湾、スイス、フランス、中国など14カ国に輸出する。

 売上高は公表していないが、発売から3カ月で月間の平均売り上げを20%押し上げる好調ぶりだという。同社主力商品サーモンスキンのフライ・スナック「ハジマ」に並ぶ存在の商品になった。

 同社マーケティング部のカウィッサラー部長は「国内の売り上げも好調だが、海外ディーラーからの引き合いが多く、売り上げの80%は輸出向け。今後さらに輸出に力を入れていきたい。3年以内に年商が1億バーツに達する見込み」と話す。

 内容量は35グラムで、価格は25バーツ。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース