バンコクで「アジア国際ギターフェス」-日本人ギタリストも出演へ

「Asia International Guitar Festival and Competition 2011」

「Asia International Guitar Festival and Competition 2011」

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 サイアムシティーホテル(Si Ayuthaya Road)で6月16日~19日、11回目を数えるクラシックギターの祭典「アジア国際ギターフェスティバル」が開催される。タイ国ギター協会、ランシット大学音楽大学院、サイアムシティーホテルの共催。

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 クラシックギターの知識の普及や技術向上を目的に毎年開かれる同イベント。期間中は毎日、ギターのエキスパートによるワークショップが行われるほか、ギターや関連商品の販売、世界各地から招いた有名アーティストによる演奏会、ジュニアからシニアまでを対象にしたギターコンペなどが行われる。

 日本からは17日、国内5つのコンクールで優勝し、2009年のアジア国際ギターコンクール(バンコク)でも1位に輝いている松田弦さんのコンサートが開かれるほか、18日にはタイ国文化交流演奏会として、「貝塚ギターマンドリンアンサンブル」(大阪府貝塚市)と「フィリピンギターアンサンブル」によるコンサートが行われる。

 日本国内や海外の多くのプレーヤーに愛用されるギターを作り続けているギター職人の今井勇一さん、韓国のYung Seoさん、ドイツの高級ギターメーカーKarl-Heinz Roemmichのマスタービルダーも招待。ギターファンにとっては世界的な名工に会える貴重な機会となる。

 タイギター協会のウォラテープ会長は「あらゆるレベルのプレーヤーにとって有益なイベント。ギターの基礎技術の大切さを見直す機会であり、そのことがさらに高いレベルの演奏のために役立つと思う。協会やクラシックギターの発展にもつなげたい」と話す。

開催時間は9時30分~22時。コンサートの入場料は600バーツ(小人=400バーツ)、18日のアフタヌーンコンサートは300バーツ。コンペ観覧料は200バーツ。チケットの予約、詳細は同協会のサイトで確認できる。

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