バンコクのギフトショップ「The Special Doll」(戦勝記念塔The Center One1階、TEL 081-827-3008)が販売する自身や友人の顔写真を立体に加工して頭部にはめ込んだぬいぐるみ「スペシャルドール」が現在、人気を集めている。
日本では数年前、ユニークなギフトとしてメディアに取り上げられ話題となった商品で、「プリ面ぐるみ」の名で知られている。
主婦のタンヤワン・サミットソムブンさんは、旅行先の日本で目にした同商品に深く感動。人気を集めていることにも触発され、今年1月に若者の多く集まるショッピングセンター内で同事業を立ち上げた。
手順はまず、デジカメのデータなど客が持参した顔写真をプリント。それを塩化ビニールのシートに貼り込み、専用の機材「3D Face doll Machine」で鼻や頬が盛り上がった顔形に立体化する。その後、動物のコスチュームなどの好きな着ぐるみとジョイント。注文から約5分で仕上げることができる。
同店の特徴は、日本よりも選べる人形の種類やサイズを増やしたところ。着せ替え可能な服も用意する。価格は、S(4~5センチ)=159バーツ、M(10~15センチ)=199バーツ、L(18センチ)=299バーツ、ジャンボ(40センチ)=699バーツ。Lより大きなサイズのぬいぐるみには、100バーツ追加でメッセージを録音できるユニットを追加できる。
タンヤワンさんは「ギフト用にチョイスの幅をさらに増やしたい。できるだけ各地のイベントにもブースを出展している。そこでは1日100~200個も売れることもある」と話す。
営業時間は10時~20時。