セントラル・ワールド・プラザ(CWP)前広場(BTSチッドロム駅前)で10月28日、早くも巨大クリスマスツリーの設置工事が始まった。今年はこれまでの1本から3本に増やし、11月18日の完成を目指す。
近年バンコクのホテルや百貨店、飲食店では、ハロウィーンのイベントが盛んで、10月上旬から「ジャックランタン(カボチャちょうちん)」や仮装グッズなどの飾り付けが行われる。クリスマスの準備はハロウィーン後が相場となっているため、10月中に工事を開始するのは異例。
また、CWPやサイアムパラゴンなど大型ショッピングセンターでは、大きさやデザインを競い合っているかのような状況が起きており、CWPの一早い着工や3本体制は、商業の中心地としてのアピールを狙ってのものと思われる。
セントラル・パッタナーのウィッタワットさんは「今年のツリーの高さは約26メートル。3本並んだ様子はバンコクで一番きれいだと思う」と話す。