バンコク日本街にカレー専門店-大阪の行列店の味を再現

食品サンプルが並ぶ「タイ・カルダモン」のエントランス。

食品サンプルが並ぶ「タイ・カルダモン」のエントランス。

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 日本をテーマにしたショップ&レストラン街「日本街(にほんまち)」に5月5日、大阪の天神橋筋の行列ができるカレー専門店「カルダモン」の姉妹店「タイ・カルダモン」(Soi Sukhumvit 26)がオープンした。

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 同店は大阪で「カルダモン」の常連客だったという赤松信次さんとタイ人パートナーのサコン(Sakol Jirasunthorndej)さんが、「タイにも、この店のように何度通ってもまたすぐ食べたくなるようなカレー店を出したい」と意気投合。「カルダモン」のオーナーの協力を得て、人気店の味をバンコクで再現した。

 約40平方メートルの店内にはカウンター10席、テーブル9卓に18席を設ける。ゆっくりとくつろげるように大きめのテーブルを採用。メニューもカレーだけでなく、すりゴマの風味を生かしたドレッシングの「鳥空揚げサラダ」や「エビマヨサラダ」「アボガドサラダ」(各130バーツ)もそろえる。

 主なメニューは、プレーンの「カレーライス」(130バーツ、大盛り160バーツ)をはじめ、ナス、チーズ、コロッケ、ソーセージ、鶏の空揚げ、カツ、エビフライなどのトッピング(20~100バーツ)を用意。目玉は1日30食限定の「厚切りビーフカレー」(230バーツ)。

 出店にあたっては、タイでは牛肉食が一般的でないため、カレーのベースをチキンやポークに置き換えることも考えたが、「行列をつくる本店の味こそ価値がある」として、あくまでもビーフカレーにこだわった。

 赤松さんは「タイ人客は2~3品のトッピングは当たり前で、新しい発見だった。タイ人オーナーと二人三脚で、タイの方に支持される店作りを目指したい」と意気込む。「できればチェーン展開していきたい」とも。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~21時。

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